松宮慎治の憂鬱

タイトルは友人が考えたもので,某アニメのことはわかりません。

『情熱大陸』からオファーをいただき、あえて断るという野望。

2年ほど前にもう卒業してしまったのだが、とある学生がみんなの夢を大きな布に書いてもらい、張り出すというイベントをやっていた。
教務にも来て「なんか書いてくださいよ」と言われたので、今さら夢でもないだろと思ったのだが、せっかく頑張っている学生だったので、なんか絞り出して書かねばならないだろうと思った。
そして、その布にはこう書いた。

情熱大陸』からオファーをもらい、断る。

これには含意が2つある。
一つは、『情熱大陸』からオファーをいただけるレベルの人間になるという決意。
もう一つは、「ぼくを取材するくらいなら、学生を取材してください」とおしゃれぶって断ってみたいという欲望。

この手の発言が妄言に終わるかどうかは、これからの自分次第である。
小学校の卒業文集には、日本代表になってワールドカップに出ると書いていたやつもいた。
しかし、出場したのは彼ではなく同じことを書いていた本田圭佑である。
妄言を吐くやつはたくさんいるが、妄言を実現できるのは1%未満の選ばれた人間だけであることは間違いない。
しかしながら、実現したやつは大体年若い時に妄言を吐いているであろう。
すなわち、妄言が現実に変容するかどうかは、自分の日常の営みの積み重ねによって決まるのである。
積み重ねには、運や才能など、自分ではどうしようもない要素も関与してしまうが、自分の仕事は運や才能というより、粘り強い積み重ねによって決定づけられると考えている。
そこが、日本代表になってワールドカップに出ることとの差異であろう。

…もしかしたらぼくは疲れているのかもしれません。