松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

佐久間裕之編著『教職概論』(玉川大学出版部)を読了

標記の本を読了しました。
目次は次のとおりです。

はじめに
第1章 教職の意義
 第1節 教職とは
 第2節 「聖職者論」から見た教職の意義
 第3節 「労働者論」から見た教職の意義
 第4節 「専門職論」から見た教職の意義
 第5節 教職を取り巻く現状と課題
第2章 教員の職務
 第1節 教員の名称と法的規定
 第2節 教員の身分
 第3節 教員の職務と権利
 第4節 教員の含む
 第5節 教員の職務をめぐる現状と課題
第3章 教員の資質能力
 第1節 教員の資質能力とは
 第2節 教員の資質能力をめぐる改革動向
 第3節 資質能力をめぐる新たな展開
 第4節 教員の適格性をめぐって
 第5節 社会状況の変化と「学びの精神」
 第6節 教員の資質能力をめぐる現状と課題
第4章 教員養成
 第1節 教員養成の歴史(戦前)
 第2節 教員養成の歴史(戦後)
 第3節 教員養成の現状と課題
第5章 教員資格と教員の採用
 第1節 教員資格と教員免許状
 第2節 免許状の種類
 第3節 免許状の欠格事項
 第4節 教員採用の機会
 第5節 教員採用の方法
 第6節 教員採用の現状と課題
第6章 教員の研修と評価
 第1節 教員研修の意義
 第2節 教員研修の種類
 第3節 教員評価の意義
 第4節 教員評価の現状
 第5節 教員の研修と評価をめぐる現状と課題
第7章 教員と学校経営
 第1節 学校経営の意義
 第2節 学校における意思決定組織
 第3節 学校経営の現状と課題

第3章を読みたかったのですが、基礎的なことをおさえるために通読させていただき、大変勉強になりました。
佐久間先生は「資質能力」という言葉について、「一般的な言葉ではなく、教職の専門用語、特殊用語として理解すべきもの」と喝破されています。
やはりこの定義を自分なりにする必要があるなと思いました。

教職概論 (玉川大学教職専門シリーズ)

教職概論 (玉川大学教職専門シリーズ)