松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

『大学職員ジャーナル』に2つの記事を掲載いただきました。

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以下の2つです。

1.未来のわからなさを楽しむために―「大学冬の時代」論への異議―
【要旨】
 いわば「冬の時代」と形容される昨今の大学をとりまく環境について、むしろその不透明さを楽しみたいという自身の大学職員としての基本的姿勢を示した。また、そのために昨日の自分をあっさり捨てる、過去や未来に拘泥せずに現在にベストを尽くす、他者の力を厚かましく借りる、という3つの「コツ」を大事にしているという考えを述べた。
2.話題提供②日々の業務を通して見える学生―10年間の経験から―
【要旨】
 2014年度「大学職員フォーラム」の報告内容をまとめたものである。自身の大学時代から就職後の7年間を加えた10年間を振り返って、現在の学生の実相をどのように考え、学生と大学職員としてどのように接しているかを述べた。具体的には、自身の経験から学生に感じる印象を踏まえて多様化論に疑問を呈し、普段学生と接するときに気をつけていることや、大学職員として学生の成長にどう関与すればよいかということについて考えを示した。

前者は、単なるコラムです。楽しく書けました。後者は、以下のときの記録ですね。
「2014年度大学職員フォーラム」における発言記録(1)―自身の大学時代と、今の仕事― - 松宮慎治の憂鬱
「2014年度大学職員フォーラム」における発言記録(2)―学生に抱く印象と問題提起― - 松宮慎治の憂鬱
「2014年度大学職員フォーラム」における発言記録(3)―学生と接する時に大切にしていること― - 松宮慎治の憂鬱
大学職員フォーラムを主催し、このジャーナルを発行している高等教育研究会(SHES)は、FMICSと並んで日本の高等教育において大変歴史のある会だということを事後的に知りました。指導教員の先行研究に出てきて知りました。そうした場にご一緒できて光栄でした。
オファーをくださった関係者のみなさま、ありがとうございました。

このジャーナルは以下から買えますので、ぜひご購入ください(笑)定価756円(税込)です。
SHES/高等教育研究会