松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

プレゼンのときに意識している3つのこと

明日は日本高等教育学会で発表してきます。
自分で思い出すためにも、プレゼンのときに意識している3つのことをまとめておきたいと思います。
まあ、学会の発表とシンポジウム等の登壇では、全くやらなければいけないことが違うのですが。
学会の発表では、やはり慎重さや謙虚さが重要になってくると思います。
巨人の肩に乗っていることを意識しながら、「その点についてはまだ追究仕切れていない」「この結果にはこういう方法論の問題が効いているかもしれない」と、謙虚に謙虚に。学術とは謙虚でないとできないなあという実感です。
一方、シンポジウム系は、登壇者があまりに謙虚ですと見ている側は面白くありません。
ある種エッジの効いたキャラ立ちが必要になります。そのためには、開き直って「自分は演者である」「ここは舞台である」と思い込むことが大事だと考えています。
学生への履修ガイダンスなんかは後者に入ります。
ただ、ここではそうした舞台の種類に関係なく、共通して重要だと思っていることを(自分のために)まとめておきます。

  • 環境の確認

まず、環境というのは非常に大事です。
その舞台にあった環境がある程度整っているかどうか確認し、もし整っていなければ自分で用意する必要があります。
たとえば、パソコンやプロジェクター、ピンマイク、ポインタといった機器の有無、部屋の広さ、採光の程度など。
部屋の広さは自分の立つ位置に関係しますし、マイクもピンマイクを使いたい場合と普通のマイクを使いたい場合があります。
私はピンマイクを好んで使っていますが、つけてみたときに今ひとつしっくりこないときもあって、そういうときは普通のマイクにしています。

  • 体の向き

これは非常に重要なことだと思っていて、必ず聴衆の方を向くようにしています。
また、その際にできるだけお一人おひとりの顔を見るようにしています。
緊張しているときはなかなか難しいんですが…
ただ、中に必ず頷きながら聞いてくださる方がいるので、そういう方をまず見つつ、少しずつ緊張を和らげながら全体に拡散させるようにしています。

  • 時間を守る

アクターとしてはこれが最も欠けてはいけないことだと考えています。
何しろ、そうした舞台は自分一人で作られているわけでは決してありません。
同じように登壇する人が控えているかもしれないし、すぐあとには別のプログラムがあるかもしれません。
そういうのがなくても、聴衆は時間内に終わる前提で参加しています。
要するに、自分の時間というのは全体の一部なので、プログラム全体に時間的に干渉することがあってはならない、と考えています。

以上を踏まえて、明日がんばってきます!