松宮慎治の憂鬱

'04京都橘高校卒→'08大阪教育大学卒、私立大学に職員として奉職→'17広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻修了,そのまま後期課程在学中。とあるきっかけ(http://shinnji28.hatenablog.com/entry/2015/01/10/050000)があって、実名でブログを始めることにしました。特に憂鬱なことはないのですが、大学職員仲間がタイトルを考えてくれたので、そのまま使います。

さきほどまで、後輩の結婚式に参加していました、感動しました。そして自分の人生について悩んでいます

すぐ一つ下に新卒で入ってきて、同じ部署で3年間働いた後輩の結婚式に行ってきました。
もう結婚式には何度も参加しているので、あんまりこころ動かされることもないかなと思っていたのが正直なところですが、背中合わせで愚痴を言い合いながら働いた若い時間を思い返すと、ぐっとくるものがありました。
ゲストのみなさんに感謝を伝えたいのだという、非常に彼らしい披露宴でした。
たくさんの方に愛されていることがよくわかる場でした。
ということで、やや感傷的になっております。

やっぱり働きたての頃は自分も余裕がなかったし、先輩といっても一つしか違わないしで、何一つそれらしいことがしてやれず、むしろ負担ばかりかけたことを申し訳なく思います。
いつもこちらが教えられてばかりでした。
いい音楽をたくさん教えてもらいました。
23歳、24歳の時間を色んな学生さんと一緒になって過ごしたことも懐かしく思い出されます。
食事にも何度も行きましたが、職場ではもっと自分が一番話を聞いてやらないといけないんじゃなかったのかな、という後悔もあります。
最近彼がネクタイをしてないんじゃないか、とそっと言ってきた上司に対して、だからなんだ、そんなこと一体どこで決まってるんだと食ってかかったこともありました。
上司からすると理不尽で不可解だったかもしれませんが、それは彼がよく努力しているのを近くで見ていたので、見た目なんて関係ない、まず中身だろう、もし見た目のことを1言うならその前に100中身に言及してからにしろ、そういう感情から出た言葉でした。
覚えていないかもしれないし、こんなところで言うのはダメかもしれないけど、2人でいるときに彼が涙した瞬間がこれまで2回ありました。
いずれも自身が大切にしているであろう価値観を傷つけられたときの涙でした。
もしかしたら、ご家族ができて責任感が生まれたり、そういった変わってきたところがたくさんあるんでしょうけど、大切なものをそのまま大切にするという本質は変わっていないんじゃないかなと感じました。
今日は3回目の、今までとは違うよい涙を見られてよかったです。
本当におめでとう。
ご両家のみなさまも、おめでとうございます。

結婚もせず、二次会にも出ず、学術書やパソコンを持っていまから新幹線で広島に向かう自分を振り返って、一体何をやっているのだろうという思いもあります。
学会発表ってなんだろう。高等教育研究ってなんだろう。修士号に本当の意味で価値なんかあるのでしょうか。
そうやって自分の価値を高めて、場合によっては賞賛されて、でもそれが一体なんだと言うのでしょうか。
何かを得ようと思えば、どうしたって何かを捨てなければならないのかもしれません。
今日は働き始めた頃のことも思い出せて、いい日になりました。
初心とかそういうのじゃなくて、色々あったなあという懐かしい感傷にひたれました。
だから、自分は自分のことでベストを尽くそうと思います。
でもやっぱり、こんなことをやってていいのかという迷いもあります。
人生は有限です。使える時間は限られています。今年度で30歳になるので、何に時間を使っていくのか、真剣に考えなかればなりません。
今までは、全て総取りするという発想でやってきました。
でも、自分にその力はないような気もしています。

本当は本を読まなければならないのですが、全く頭に入りません。
なので、今日の披露宴で一瞬ピアニストの方が伴奏されていたこの曲をひたすらiPodで流しながら、広島に向かっています。
海の上のピアニスト』という映画で、豪華客船で生まれた戸籍のないピアニストが、彼の演奏の評判を聞きつけたレコード会社によるレコーディングの時間、窓の外に現れた美女に目を奪われながらピアノを弾くという名シーンで使われた素晴らしい楽曲です。
Legend of 1900 - Playing Love [HQ] - YouTube