松宮慎治の憂鬱

'04京都橘高校卒→'08大阪教育大学卒、私立大学に職員として奉職→'17広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻修了,そのまま後期課程在学中。とあるきっかけ(http://shinnji28.hatenablog.com/entry/2015/01/10/050000)があって、実名でブログを始めることにしました。特に憂鬱なことはないのですが、大学職員仲間がタイトルを考えてくれたので、そのまま使います。

出張報告①所感等―全国私立大学教職課程研究連絡協議会 2015年度定期総会・第35回研究大会―

標記の会の出張報告を、何回かにわけて投稿します。
中身は、学内向けのものと同じです。
職場の学内規則では、1週間以内に報告書を提出する定めになっていますが、私は必ず翌営業日に提出しています。
また、既に学内向けに作ったものを再度ブログで投稿する理由ですが、それは自分の勉強のためです。
報告の投稿が全て終われば、なぜそういった行動をとるのかという話題にも触れたいと考えています。


目  的:全国私立大学教職課程研究連絡協議会 2015年度定期総会・第35回研究大会
     メインテーマ「これからの魅力ある教職課程をどう創るか」
場  所:仙台市民会館大ホール(1日目)、仙台大学(2日目)
所 感 等:

●3年間の総括としての参加

 2012年に現在の部署に異動となり、教職課程を担当することになりましたが、今回が一旦の総括になりました。これまで学内外の多くの方のお力添えによって3年間で一定の武器を身につけることができたと感じているところです。本協議会を通して、普段の業務で困ったことを伺い、情報をいただくだく一方で、自らも情報を発信するというループを繰り返しました。結果としてインプットとアウトプットを反復することになり、相当の学習を積むことができました。卑近な例でいえば、普段の仕事で免許事務関係の難しいケースに遭遇した場合は、責任をもって法令に基づいた解決策を考える(あるいは教えていただく)ことを繰り返したり、稀に他大学の方からいただく問い合わせについても、できるだけ詳細に事例を検討したりすることで、何より自分自身の勉強になりました。以上のことから、問題の解決に真摯に取り組むことは、まず自分自身のためになるということと、情報を発信する側に回るとなぜか入ってくる情報も増加するということの2点を学びました。
 大学職員の業界では、目の前の仕事で少しの努力を重ね、それをアピールすることさえ怠らなければ、すぐに全国区になれるということをも実感しています。特に教職課程の仕事は市場の範囲がわかりやすいため、努力が結果に繋がりやすい分野だったということが事後的に理解できました。その意味で運もよかったと考えています。あまり先のことは考えず、現在にベストを尽くすということが個人の信条ですが、仮に部署異動等の環境の変化があったとしても、教員養成の分野には引き続き関わりたいと考えています。

●運営への関与

 初参加であった昨年は、課程認定申請の報告を依頼されていたことから、どちらかといえばお客様的な立場からの参加でした。一方、今回は専門委員会の一つである教員免許事務検討委員会の阪神地区選出の委員として、運営側としての参加となりました。そこで、これまで自身が被った恩恵を返すという意識で臨むことにしました。結果として、2日目午前の第6分科会、午後の第12分科会の運営を他地区の委員のみなさまと助け合いながら、また参加者のみなさまのご協力によって無事終えることができました。アンケートをとっていないため正確な人数がわかりませんが、事前申し込みのデータによれば、第6分科会に235名、第12分科会に188名が参加いただきました。これは全ての分科会の中で1位、2位の数字です。人数が多いから良いということでは当然ありませんが、こうした全国規模の組織で大きな運営に携われたことは得難い経験となりました。

●専門委員会の発展的解消と、それに伴う任期切れについて

 1日目の定期総会において、現在の4つの委員会(編集委員会、教員免許事務検討委員会、学校インターンシップ等検討委員会、教員養成制度検討委員会)を発展的に解消し、研究委員会のもとでの3部会(教員養成制度部会、教職課程カリキュラム部会、教職課程運営部会)での運営となることが可決されました。このことから、2年の任期を待たずに教員免許事務検討委員会の委員の役割を終えることになりました。本委員の拝命には学長への委嘱状と決裁を経ているため、任を解く旨の書面の準備を事務局に依頼済です。教員免許事務検討委員会の機能は教職課程運営部会に継承されると思われます。その場合、部会の委員は地区協からの選出となるため、自身の扱いについては阪神教協に委ねようと考えています。教員免許事務検討委員会の18年来の蓄積がここで分断されると、全国の加盟校の中には教職課程の運営上の問題を共有できる場がなくなるという大学が出てくるかもしれませんので、個人としては何らかの形で知見を継承する役割を果たす責任があるかもしれないと感じています。しかしながら、そうした判断も含めて阪神教協に一任するつもりです。