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松宮慎治の憂鬱

'04京都橘高校卒→'08大阪教育大学卒、私立大学に職員として奉職→'17広島大学大学院教育学研究科博士課程前期高等教育開発専攻修了,そのまま後期課程在学中。とあるきっかけ(http://shinnji28.hatenablog.com/entry/2015/01/10/050000)があって、実名でブログを始めることにしました。特に憂鬱なことはないのですが、大学職員仲間がタイトルを考えてくれたので、そのまま使います。

大学職員にとっての卒業式―たぶん、小学校・中学校・高校の教職員より得をしている―

昨日は学位記授与式(いわゆる卒業式)でした。
私は一日中、教員免許状を卒業生に渡す仕事をしていたのですが、一緒に写真を撮ったり、「お世話になりました」と言っていただいたり(できてないけど)、とても楽しい時間を過ごしました。
また、前の部署にいたとき、一緒に1泊4日の被災地ボランティアに行った学生もほぼ最後の世代が卒業することになり、感慨もひとしおでした。
彼らが2年次生のときに一緒に東北へ夜行バスで行きましたから、丸3年。3年も経つとやはり大人になりますね。何より、自分もそのときは25歳と若かったなあと思います。
学部から大学院まで、丸6年間過ごした学生ともお別れしました。
丸6年ともなると、もはや私の勤務経験年数とほぼ同じです、、

大学職員にとっての卒業式

少なくとも、自分にとっては一年のうちで一番いい日でした。
働きだした頃はそのようなこともなかったのですが、最近は学生さんとの関わりを深くするすべを覚えてきたせいか、この日が楽しみになるようになりました。
また、この日が楽しいかどうかは、それまでの自分の関わり次第だということが、昨日でよくわかりました。
一昨年より昨年、昨年より今年、と少しずつ卒業式の日の濃度が高まっている気がします。
教務に異動して、最初に1から関わった4年次生が去年卒業した際には、「新学部の教職課程認定申請の仕事ばかりやって、全然支援できなかった」という後悔が残りました。
なので、今年度は同様に申請の仕事がありましたが、ある種申請に注力しすぎずに、学生の学びを伸ばすことを意識したつもりです。
卒業する学生には十分なことができませんでしたが、それでも去年よりマシだという感覚があります。
自分の中ではまだまだ、学生が伸びるためにやれることがあると思っているので、来年や再来年にどうなるのか楽しみです。
大学職員の方の中には、全く学生と関わる機会がなく、こういう式典の日をいつもと同じように過ごされる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それはあまりにもったいないです。どのような形でもいいから学生と深く関わり、卒業のときにはおめでとうと言える関係を作っておく、これだけでも全く仕事へのモチベーションが変わってくるように思います。
その代わり、寂しさも多く覚えることになりますけどね。

小学校・中学校・高校の教職員より得をしている気がする

どうも、大学の教職員は、小中高の教職員より得をしている気がします。
というのも、大学を卒業するくらいになるともうみんな完全に大人ですから、卒業しても大人の付き合いができるんですよね。
卒業しても、付き合いが継続する可能性が高いということです。卒業後大学に愚痴を言いに来てくれたり、何かのついでに寄ってくれたり、勤務先がなにかのお店なら、連絡してこちらから行くこともあります。
こういうのは、もちろん小中校の教職員でもあるでしょうが、比較すると大学が一番可能性高いんじゃないでしょうか。
だから、小中校の教職員のみなさまより、なんだか得をしている気がするなあ。