標記のようなマニュアルを学内向けに作りましたので、可能な範囲で順次公開したいと思います。
1.はじめに
この資料では、変更届がどういうもので、実際の業務で何をしなければならないのかということについて、その大きな枠組を解説しています。細かな作成方法は、毎年送られてくる『教職課程認定申請の手引き』を読めば誰でもわかります。ゆえに、「シンプルに、読めば誰でもわかる」ということをまず知っていただき、安心してもらいたいと思います。しかしながら、現実には『教職課程認定申請の手引き』の変更届の記載欄を一度も通読することなく、いわば慣例的に前年度のファイルを更新して提出するケースも多いようです。担当者として、プロとして「一度は(たとえわからないなりにでも)通読すべきである」と感じる一方で、背景の理解が薄いまま、難解な言葉を用いた行政の文章を読むのが苦痛であるという気持ちもわかります。よってここでは、背景の理解に重点を置き、細かな作成方法についてはその都度最新の『教職課程認定申請の手引き』を確認すれば誰でも理解することができるようになるという、実務担当者としての最低ラインのクリアを目標にしたチュートリアルを作成しました。なお、『教職課程認定申請の手引き』は教職課程認定申請のことのみならず、後段で変更届の作成・提出方法も併せて記載されているのが通例ですが、毎年内容が同じであるとは限りません。実際に、今年度の手引きではかがみのタイトルが変更されています*1。したがって、必ず『教職課程認定申請の手引き』は隅から隅まで、舐めるように確認する必要があることを併せて強調しておきます。
*1:『教職課程認定申請の手引き(平成26年度版)』では、かがみのタイトルは「「教科に関する科目」の授業科目及び「教職に関する科目」の専任教員の変更について(届出)」でした。『教職課程認定申請の手引き(平成28年度開設用)』では、「○○大学の認定課程における学科等の教育課程に関する変更について(届出)」になっています。