松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

京都橘0-4前橋育英―勝ち続けることは難しい―(全国高校サッカー選手権の観戦)

昨日も先輩や同級生、懐かしい先生方と観戦しましたが、結果的にインターハイの時と同じスコアで負けてしまいました。
思ったことは、「勝ち続けることは難しい。でもここまで勝ち続けた。見事だ」ということです。
ここ3年間の京都橘高校サッカー部の選手権の成績は、

2013年 準優勝
2014年 ベスト4
2015年 ベスト8

ということになっていますが、そもそもアマチュアのスポーツで毎年全国大会に出場すること自体が、非常に難しいということを忘れてはなりません。
2013年のときは、3年生の仙頭選手(今日来られてましたね)と2年生の小屋松選手の大活躍で、さほど前評判は高くなかったにもかかわらず、決勝までいきました。決勝が初めて雪で延長になったことも含めて、とても思い出に残る大会でした。
ただ、このようにブレイクしてしまうと、他の高校は次から王者とみなして徹底マークをしてきます。そのマークをかわしながらこのように3年連続で京都府大会を勝ち上がり、全国大会に出場し、さらにそこでもベスト4やベスト8という成績を残すというのは、圧倒的にすごいことです。
そうした周囲の環境変化を考えれば、比較できるものでは当然ないのですが、今年や去年の成績も、一昨年の準優勝と同等以上の値打ちがあるのではないか、というのが外野の勝手な感想です。
勝ち続けることは難しい、でも大切なことだと思います。勝つことで、またその姿に憧れていい選手が入ってくるので。
今日から仕事が始まります。仕事でも、結果を出し続けることは難しい。
いいときにいい、というのは、誰にでもありうることですが、そのよさを安定して出し続けることや、常に期待値を上回り続けることほど、難しいことはありません。この高いレベルでの安定感というのが、自分には欠けています。今年1年の自分の課題にしていきたいと思います。
選手のみなさんから、とってもいい刺激をいただきました。毎年毎年、「今年も頑張ろう!」という気持ちをもらえて、感謝しています。

最後に、センターバックの林主将は、怪我でご自身の出場が叶わなかったにもかかわらず、その気持ちを押し殺しながら、ここまでチームを引っ張ってこられたことと想像します。
たしか1年生のときには、「自分の目標はプロになることだから、選手権は通過点だ」と仰っていたと記憶しています。そのキャプテンシーに敬意を表しつつ、次の舞台での活躍を期待してます!