松宮慎治の憂鬱

このブログの情報は古く,今後更新しませんので,特に教職課程関連の参照元とすることは避けていただければと思います。ご迷惑かけます。2023.2.19

JUAM研究データベース活性化に関する意見

昨日、大学行政管理学会の研究DBの活用検討ワーキンググループというものに呼んでいただきました。そちらで申し述べた意見の内容を公開します(内容というか、Word資料のコピーですね)。

2014年12月14日
JUAM研究DBの活用検討WG
研究データベース活性化に関する意見
松宮 慎治(神戸学院大学

① 現状と問題
(現状)
・運用は、昨年の7月22日から開始されています
・12月12日現在の登録は、20件です
(問題)
・研究集会や、地区別・テーマ別研究会の発表資料の多くは、登録されていません(よって、活性化するために本WGが設置されたと想像します)

② 問題に対する改善案と疑問
(改善案)
・データベースの活用がなされるためには、研究や事例報告がたくさんなされているという前提があればよいと思います
・しかしながら、研究集会での発表や学会誌への投稿は、若手にとってはそれなりにハードルが高いのが現実です
・したがって、年1回の研究集会以外にミニ学会のようなものを開催したり、投稿のハードルの低い紀要のような冊子体を作ったりするなど、「ハードルの低い機会の増加」に注力してはどうでしょうか
(疑問)
・研究発表レベルの蓄積は、とても意味のあることだと思います
・一方、研究関連のデータベースは、広く公開されていることに価値があると考えます。ゆえに、会員しか見られないデータベースというのは、元々活用が難しいのかもしれません

③ 私の立場
・今回は、大学改革研究会の松田優一代表のお声掛けで参加させていただきました
・松田代表のWGへの参加は、大学改革研究会が若手大学職員の相互支援をテーマに活動していることから、若手の意見を反映できるように、という意図によると伺っています
・メンバーの中では、松宮は比較的学会発表等の研究活動を行う機会が多いことから、松田代表にお声掛けいただいたと理解しています