読書(評論)
先日の参院選,三宅洋平という候補がかなり話題になっていました。 otokitashun.com しかしながら,ぼくはこの三宅洋平氏を全く知らないので,「知らないのはマズいな」と思っていました。 そうしたところ,むーにょん先生こと京都外大の村上先生にこちらの…
社会人になり,忙しくなると,なかなかゆっくり服を見るヒマもなくなる。 そうしたときの強い味方がこちら。 値段に関係なく,本当にいいものとは何か(すなわち,高くてもダメなものはダメ)という,「本当のこと」をかなりあけすけに書いている傑作。 ファ…
年末に標記の本を読了しました。 たしか,IPS細胞の山中先生の愛読書だとかで有名な本だったと思いますが,おすすめです。 飛行機が止まってしまった空港で,マックス・エルモアというおじさんに話しかけられる中で,さまざまな教訓のようなものをもらうとい…
標記の本を読了した。 端的にいえばこの本は、宇多田ヒカル、椎名林檎、aiko、浜崎あゆみという日本を代表する女性「アーティスト」を巡って、CD売り上げが音楽史上最高の売り上げとなった(そしてそれは、これからずっと塗り替えられないことを指す)1998年…
標記の本を読了しました。 以前読了した書籍化された博士論文について、実際に働いている先生方の声を取り入れ、かつやや一般向けに出版したもの、と理解しました。 教師の質(もしくは資質、資質能力)等の向上といったときに、多くの場合その質とはなんな…
続きですが、このくらいで最後にしたいと思います。 自分の仕事に最も関係のある「教員養成の課題」についてです。 今津先生は、この問題について4つの観点を提示されました。 すなわち、 (1)同僚教員間連携 (2)実践研究者としての教師 (3)やわらかい…
続きです。 全く興味のない方にとっては全然面白くないかもしれません。すみません。 でもこのブログ、自分のためにやってるんです。だからご容赦ください。日本の学校研究でなぜ個々の学校というよりもむしろ全体にかかわる議論ばかり進むのか、という重要…
一昨日、昨日の続きです。 これも非常に重要な論点だと思うのですが、今津先生は「かたい学校tight system of the school」と「やわらかい学校loose system of the school」という2つの学校モデルを提示された上で、脱工業化社会では後者に向かうべきだとお…
昨日の続きです。今津先生の著書を拝読して印象にのこったところ、考えたことなどをつらつら記録していきます。 これからの社会が求めるのは、「未完成の教師」 昨日、教師教育に関する2モデル(「aモデル;教師個人モデル」「bモデル;学校教育改善モデル」…
標記の本を読了しました。 この本は今津先生の博士論文が元となっているものです。 大作なため、なかなか簡単に消化できそうもありませんが、現時点で印象に残っているところだけでもまとめたいと思います。 「教員養成」から「教師教育」へ 私は意識して「…
標記の本を読了しました。 私にとって堀江さんというのは、時代の寵児とあがめられたのちにいっきに犯罪者として奈落の底に叩き落されたという、そういうところを働く一歩手前の大学生の時代に見ていたという存在で、 「やっぱり目立ちすぎると潰されるんだ…
タイトルが長いですね。 最近職場でイライラすることも多いので買いました。心身の健康によくない気がしたので。 怒りことそのものは悪くない、どうマネジメントするかが大事だということが示され、具体的方策にまで言及された好著でした。パワハラ防止のた…
標記の本を読了しました。慶応を卒業し、帝人に入社するも28歳のときにやめ、農業を始めた方の本です。 木下斉さんがTwitterでオススメされていたので買いました。 冒頭に、 はじめに断っておきますが、この本には、「農業経営のコツ」や「有機栽培のポイ…
お仕事でご一緒したので、読んでみました。 新たな価値を産もうと思うと、既存の組織や価値観に完全にフィットしてしまうとだめ。でもハミだしすぎてもダメ。そういうことを5人のインタビューから実証的に示していらっしゃるように思いました。 私もそうい…
宇佐美典也さんの標記の著書を読了しました。 私は宇佐美さんにお会いしたことがあります。去年の10月12日(土)のことです。 会いたいといったら会ってくださったので、宇佐美さんと会うためだけに東京に行きました。 宇佐美さんといえば、なんといっても現…
標記の本を読了しました。 元リクルートで、来年4月から千葉商科大学国際教養学部に専任講師として着任予定の常見陽平氏の著書です。 リクルートという幻想 (中公新書ラクレ) 作者: 常見陽平 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2014/09/09 メディア: 新…